能力を把握するためのペダル 〜GARMIN RALLY RS200で新たな物語へ〜
まいど、mumuhiromuです(^^)いつもご覧いただきありがとうございます。
第112話。
自分の能力を数値化できるものがあれば、面白いと思いませんか?
(まぁ、さすがにここまでとはいきませんが…)
自転車でいうところのそのアイテムを「パワーメーター」と言います。
私、それを買っちゃいました(^_^;)
「自分の戦闘力を測れる」と聞いて、ずっと気になっていたんです。
GARMIN RALLY RS200
ペダル型のパワーメーターです。
このペダルを付けて走ることで、パワー計測対応のサイコンがあればペダリングパワーの測定ができちゃうのです(゚∀゚)
今までと同じ使用感でペダリングできます\(^o^)/
ロードバイク エモンダSL7に取付けて使い始めてから1ヶ月…
パワーメーターは思ってた以上にスゴい!そして、自分のロードバイクライフについての考え方を革新的に変えられた一品だったのです。
その理由についてお話します。
覚醒したEdge830
私が使っているサイコンはGARMINのEdge830
このパワーメーターと同じGARMINだからということもあるのでしょうが、サイコンから得れる情報が格段に増えます。
スマホアプリ「GARMINCONNECT」
これでその日のサイクリングの結果をみることができますが、その情報を比較すると、感覚的にはパワーメーターを付けたことによる情報量を「10」とするならば、付ける前は「6」くらいかな。
パワーメーターを付けたことで、サイコンも覚醒したようです(^^)
測定されるデーターと使い方
サイコンを覚醒させた要因。
それは、パワーを測定することは単純にペダリングのパワーを測るだけでなく、そこからいろんな視点で改めて測定されるデーターとその使い方にあります。
パワー
ペダルをまわす力。
ワット(W)で表し、これが強ければ速さに繋がっていくわけです。まぁ、文字通りですね。
さて、私自身は普段のライドでパワーをもっと上げようとか特に思っているわけではありません。
それでもこの数値を重宝するわけがあります。
というのは、
このパワーは走行ペースの目安になるのです。
パワーメーターがない時のその目安といえば心拍数やスピードでした。
しかし、これは路面状況や風、経過時間に大きく影響されます。
例えば、サイクリングのスタート時と終盤では終盤の方が心拍は高めです。同じ道でも追風と逆風ではスピードは変わります。
パワーメーターがあれば、「今日は○Wくらいを目安に走行しよう」って感じで、自分に無理のないW数を決めて計画的に走れるというわけです。
パワーカーブ
では、自分に無理のないW数はどう決めるのか?
その指標が「パワーカーブ」というもの。
過去のサイクリングの記録から一定時間に出し続けることができる最高平均パワーを表しているそうな。
これは私の場合のパワーカーブです。(貧脚を晒しちゃいました…(/_;))
例えば1時間私が出し続けることができるパワーが120 Wであるということらしい。
このパワー以下であれば、1時間走り続けることができるということなので、1時間のサイクリングであれば、この数値を目安にすればよいというわけです。
そしてこの数値は、普段のライドの追い込み方によって変わるんだろうと思う。
自分のパフォーマンスを上げたいなら、その目安以上で走ることを目標にして数値を上げていけばよいと思います。
FTPとパワーウエイトレシオ
FTP=1時間出力すことができる限界のパワー。
パワーウエイトレシオ=体重1kgあたりどれくらいのワット数を出せるかを表した割合。
これが冒頭でお話しました「自分の戦闘力を表す数値」です(^^)
本来はFTPテストという20分間かなり追い込んだ走りをしてこれらの数値を測定するらしいのですが、その環境(ローラー台)がないとできません。
ところが、GARMINのサイコンとパワーメーターがあれば普段のライドからも測定してくれるのです。
ちなみに私の戦闘力は…
ヤムチャレベル?
これらの数値は高みを目指すモチベーションになります(^o^)
正確な数値を求めるならやはりテストをした方がいいのでしょうけどね。
Vo2MAX
最大酸素摂取量のことで、人が1分間で体内に取り入れられる体重1kgあたりの最大酸素量(ml)。
筋肉は酸欠になると動かなくなります。逆に、これが多ければ多いほどパフォーマンスが上がりやすいといえます。
GARMINのサイコンでは、心拍計とこのパワーメーターがあれば、Vo2MAXを計測することができます。
(どんな仕組みなんやろ?)
私の場合、年齢のわりにはかなり良いようです\(^o^)/
パワーフェーズとパワーバランス
パワーフェーズ=ペダリングでどの角度でパワーが出ているかを表したもの。
パワーバランス=左右のペダリングのパワーのバランス
左右が50%:50%と均等に、上死点手前から下死点を少し超えたあたりまでパワーがのっているのが理想らしいです。
私の場合は…
左足の方がパワーがある(゚д゚)!
利き足の右足の方がパワーがあると思ってたし、ペダリングしてる時も右足に意識を集中しがちだったから、これは意外でした^^;
ペダリングのパワーのかかり始めは上死点を越えてからなので、ここは意識して調整しないとですね^^;
こういうことって、パワーメーターを使わなければ、たぶん一生気づかなかったと思います。
自分のペダリングをサイクリング中もサイコンで視認できるので、意識しながら理想のペダリングの練習ができます。
サイコンの画面、前はスピードばかりを見がちでした。
しかし今はスピードを見ることはほとんどなく、パワーバランスやパワーフェーズばかり見ながらペダリングスキルを磨いてます(^^)
他にもある魅力的なデーター
私が特に重宝しているパワーメーターのデータは以上ですが、まだまだ魅力的なデータはあります。
私自身、まだ理解しきれてないこと、使いきれてないことがあるので、また改めて記事を書きたいと思います。
パワーメーターの成果
パワーメーターのおかげでペダリングについてはだいぶ考えさせられ、普段の通勤時でもそれを意識してペダリングするようになりました。
通勤はフラットペダルのロードバイクTREK2.3。
帰宅後、このロードバイクでヒルクライムのトレーニングを続けています。
最近のその記録がこちら。
今ではそのペダリングのおかげか、下記記事の時
で出したエモンダSL7最速記録であり、世界記録(笑)【3分22秒】に届こうとしています(゜o゜;
こうなると、改めて考えさせられるんですよね。
マシンの性能 < 人のポテンシャル
ということを。
ドラクエ的なロードバイクライフに
ロードバイクを始める時、揃える装備といえば、
ロードバイク(いうまでもなく)
そしてそこから少しハマっていくと…
ビンディングペダル&シューズ
となっていくのがスタンダードなところでしょうか。
そして、さらにその先(速さ)を求める時に…
少しでも軽い装備
ホイール
NEWバイク
というところになるのかな…
ここで、もしホイールやNEWバイクのような高額な物を買う覚悟と予算があるなら、まずはこの「RALLY RS200」のようなペダル型パワーメーターとそれを測定できるサイコンの選択もありだろう、いや、必須だろうと思うのです。
速さを求めるなら、自分の現状の能力を把握しておくことは基本でしょう。
パワーメーターがあれば…
ドラゴンクエストのようなRPGみたいに、自分の今の能力がわかるようになります。
そしてパワーメーターから導き出された自分への課題をクリアしながらステータスを上げ、自分のポテンシャルに頭打ちを感じたら、そのときに改めて新しい装備をゲットする。
(ちなみにペダル型だと取付が楽。通常なペダルを付けるのと同じなので、NEWバイクに乗り換えるときも旧バイクから装備交換するだけで済みます。)
と、そっちの方がゲームみたいで面白いと思うんですよね。
パワーメーターよりNEWバイクを先に買った私が言うのもなんですがね(^_^;)
RALLY RS200装着の勇者エモンダ。
「GARMINの紋章」がカッコいいわ。似合ってるぞエモンダ(≧∇≦)b
職業 ロードバイク
装備 カーボンホイール「アイオロスPro37」
変速機「アルテグラDi2」
サイコン「GARMIN Edge830」
ペダル「GARMIN RALLY RS200」
みたいな(笑)
ってか、電動的な装備がやばい(´゚д゚`)
さーて、操縦者である46歳の貧脚な私にどれ程の伸びしろがあるのやら…。
パワーメーターを使ってこれからじっくりと自分の成長の物語を楽しみたいと思います(^^)
達成!リベンジライド 〜万葉岬ヒルクライム〜
まいど、mumuhiromuです(^^)いつもご覧いただきありがとうございます。
1ヶ月間ほどブログをお休みしてましたm(_ _)m
仕事忙しかったり、コロナにかかったりと…まぁいろいろありまして。
ということで久々のお話。
第111話。
前回のライドにて
手応えを感じた私は、8年前の自分との勝負の地「万葉岬」へ。
8年前に一旦ロードバイクに乗ることを辞め、2年前から再度乗り始めた私。
以前のロードバイク「TREK2.3」からNEWマシン「エモンダSL7」に乗り替え、ここの坂に挑戦するも…
若かりし自分に連敗しています(T_T)
でも朝日山で修行を積んだ今の私なら今度こそ勝てるはず!
そんなリベンジ達成を目指し行ってきました。
走ってみて違和感が…
坂が緩く見える!
朝日山の20%越えの激坂に比べれば…これは行けるぞ!
ギアを一番軽くし、とにかくケイデンスを一定のペースにして登ります。
最後の斜面を下ハン持ってスプリントクライム!
結果は…
よっしゃあぁぁあぁ!!
過去の自分(5分46秒)に20秒差をつけてやったど!!
いやぁ、この結果に至るまで長かったなぁ。感無量です(T_T)
ただでさえ絶景の万葉岬からの景色も余計に綺麗に見えるわ\(^o^)/
さぁ、帰ろう。
次の目標は5分切かな^^;
世界ランキング入り?Σ(゚Д゚)
まいど、mumuhiromuです(^^)いつもご覧いただきありがとうございます。
第110話。
目標はフラットペダルのTREK2.3でビンディングペダルのエモンダSL7の記録に並ぶこと。
ついに、達成しました\(^o^)/
エモンダの記録が3分49秒だったので5秒の更新。
登れば登るほどに速くなっていってたので、成長が感じられて楽しかったなぁ(^^)
さて、気になるのが…
もう一度エモンダでのぼったらどうなるか?
早速やってみました。
再戦 朝日山 TREK2.3 VS エモンダ
ライブセグメントの動画です。
ちょっと気負ってしまったか…。
引き足をもっと使えばいいのに、ついTREK2.3の時の癖で踏み足に頼ってしまった(-_-;)
それでも今までで一番速く登れていることは走行中も実感できてました。
結果は…
最高記録だったTREK2.3の記録をエモンダで21秒も更新できました\(^o^)/
それと、セグメント。全体の記録が今回「6位」ということで、初めて10位以内に入れたんだけど…
へぇー、こんなふうになるんだ(゜o゜;
「世界」ってのがいいですね。
オリンピックみたいだ(^^)
朝日山でのトレーニング、以下のことを意識して走りました。
1.九十九折カーブは勾配の緩い外側を走る。
2.ダンシングは踏み込むときも腰の高さを変えない。
3.丹田(おへそ)に重心があることを意識する。
4.身体ではなく、車体を揺らして登る。
全てYou Tubeの講座やレースを見て得たワザ。力を無駄にかけず、とにかく楽に走れるスタイルに状況に応じて変えていくことが少し身についたかなと思います。
あと、これ。
今では1分は座れるようになりました(^_^;)
体幹を使うことを無意識にできるようになったかも?
フラットペダルでのヒルクライムで大腿四頭筋もかなり鍛えられたと思います。
では、そろそろ再度チャレンジしてみようかな
8年前の私との勝負。
万葉岬へ!
手柄山へお花見ライド
屋根見て坂を妄想する
まいど、mumuhiromuです(^^)いつもご覧いただきありがとうございます。
第108話。
腰を痛めてしまいました(TT)
せっかくの休日、安静にして過さなくてはいけません。サイクリング行きたかったのになぁ…。
暇だぁ…。ベランダから外をぼーっと見てました。
「あの家の屋根くらいの勾配だったら登れるのかな?」
ふとそんなこと考えました。
行けそうなやつもあれば、絶対あかんやつもあるし。
例えば、こんな切妻の屋根の家
ダンシングしたら行けそうな気がしますが…
一見、家の屋根の勾配って何%くらいなのかわかりません。
そこで、ちょっと調べてみました。
屋根の形状にもよりますが、日本の一般住宅の切妻屋根なら3~3.5寸勾配以上は少なくともあるようです。
…いや、「寸」って何?
建築の業界単語?
これも調べて自分なりに分かるように勾配表を作ってみました。
3.5寸勾配ってことはつまり…35%勾配。
あぁ、これ登ったことないやつや。
図にするとこんな感じ。
すんません家の屋根、ちょっと無理…(-_-;)
つまり、登れそうと思ってた屋根でもかなりの激坂だったということですね(^.^;
他の勾配も自転車のイラスト付で作ってみました。
よくある坂道
しんどい坂道
激坂
超激坂(九十九折の内側によくあるやつ)
超超激坂(私の経験上の最高勾配)
超超超激坂(暗峠のやつ)
家の屋根(暗峠のごっついやつ)
家の屋根(ある意味、壁。)
実際に10%や15%勾配を登ってる時はもっと傾いてるように感じるんだけどなぁ。
数字抜きで断面図だけ見れば、なんか登れそうな気も…。
いやいや、そんなに甘くないんでしょう(^.^;
現実は厳しいのです!
今日は屋根見て妄想してExcelでこんなん作ってたので、暇せずに一日安静に過ごせましたとさ。
おしまい。
リングフィットのオババ 〜バランスボールで体幹トレーニング〜
まいど、mumuhiromuです(^^)いつもご覧いただきありがとうございます。
第107話。
筋トレってされてますか?
このブログを始めた当初、私は少しでもロードバイクで速く走れるように筋トレ頑張ろうとしてました。
2ヶ月間くらいは頑張ってたんですけどねぇ…。
結局続きませんでした(TT)
ルーティンって、続いている時はいいんですけど、何かの拍子にそれが中断された時にモチベーション下がってしまうんですよね…。
これって私だけかな(^_^;)
そんな中途半端な私ですが…
最近になってから、リベンジライドに向けて
家でも何気なくできる筋トレはないものか模索していまして。
これに行き着きました(^^)
バランスボール
座っているだけでも体幹が鍛えられるらしいじゃないですか!
これなら普段テレビを見ながらでも何気にできます。
実際やってみました。
座ってみます。
うーん、効いているんだろうけど…
私的には鍛えられてる感じがあまりしません。
なんか違うんか?
そういえば、最近どこかでこれの上手い人を見たことがある…
あ!
このゲームに出てきてました(^^)
(これもサボってて、まだクリアできてないんよな〜(^_^;))
ヨガの達人オババ!
ボールの上で正座しとる(´゚д゚`)
さすがに初心者にはちょっと…
床から足を離して座るところからやってみました。
難しい!!10秒も座れません(-_-;)
でも、これは…
効いてる!体幹に!
股関節と内股のあたりが特に!
何回かやってたら、サイクリングをした後の疲労感と似たものを感じます。
しかし…テレビ見ながらってのは…(-_-;)
これもまた、一時のマイブームで終わりそうな予感がしますが…。
そんな私を見て、娘が…
「私もしたい!できるし!」
「いやいや、そんなんできるわけないやろ〜、パパでもこの有り様やで〜」
と、まぁ…一度やらせてあげると…
!!
できとるがな!
しかもオババなみに!
これは…負けとられません(^_^;)
ガンバロ!
サカヲノボル 其の八 〜姫路市の朝日山で鍛える! エモンダSL7 VS TREK2.3 〜
まいど、mumuhiromuです(^^)いつもご覧いただきありがとうございます。
第106話。
以前の記事で紹介したStravaのセグメントマップでちょいと探しもの。
見つけた!
ここなら鍛えれそう(-ω☆)キラリ
このライドの
リベンジに向けて特訓するために!
まずはエモンダSL7で下見ライドしてきました。
場所
短い坂道ですが、勾配のキツイところもあってなかなかに登りごたえがありそう(^_^;)
まずスタート地点からして
エグいΣ(゚Д゚)
勾配25%くらい?
初見でそのヤバさを伺わせます(-_-;)
ダンシングでないとここはムリ…。
その後九十九折
一旦緩やかな坂からまた九十九折。
そしてまた緩やかな坂になって最後の九十九折
ここがまたエグい(-_-;)
曲がりきって最後の直接の坂を乗り越え
ゴール\(^o^)/
朝日山頂上には「大日寺」というお寺があります。
ここからの景色がまた絶景でした(゜o゜;
涅槃像
登りきるのに然程時間もかからないし、仕事終わってからでも明るいうちなら立ち寄れそう。
その時は通勤車のTREK2.3となります。
つまりそれは、フラットペダルでのヒルクライムを意味します。
踏み足がかなり鍛えられそうです(^_^;)
2日後、仕事終わってから行ってみました。
やっぱりフラットペダルだと相当キツイ…(-_-;)
ライブセグメントの動画です。
2日前の下見ライド時のエモンダとの競争。
前半は、勝利のための気負いからか、TREK2.3がリード。
しかし、後半踏み足に力が入らずバテてしまいます(-_-;)
最後の九十九折手前で抜かれてしまい、結果は…
20秒の大差にて惨敗(TT)
エモンダSL7の時は下見ライドながらもビンディングペダルやし、まぁ負けるわな(^_^;)
しばらくここでトレーニングを続けようと思います。
8年前の私は、おそらく今みたいに臀筋やハムストリングスを意識した走りはしていませんでした。
そのような昔の私にハイスペックのロードバイクに乗りながらも負けているのは、当時に比べて大腿四頭筋がかなり衰えているからではないかと考えました。
この朝日山をフラットペダルのTREK2.3でトレーニングし続ければ、大腿四頭筋はかなり鍛えられるはず。
ここを攻略し、エモンダのタイム3分50秒ぐらいで登れるようになったら、改めて挑戦するぞ。
「万葉岬」の8年前の私に!
僅差ではなく、圧倒的勝利を目指して!